高知県立大方高等学校で授業をしました
7月、スタッフみんなで研修旅行として訪れた高知県黒潮町。今回は、砂浜美術館のみなさんとともにオーガニックコットンの栽培に取り組んでいる、高知県立大方高校定時制学級のみなさんに向けて、奥森が授業を行いました。テーマは、オーガニックコットン、そして環境や社会課題についてです。
授業中、生徒のみなさんは真剣なまなざしで耳を傾けてくださり、その姿がとても印象的でした。また、生徒さんだけでなく、先生方も多く教室に足を運んでくださり、関心の高さを感じる時間となりました。
砂浜美術館のみなさんとは、「アバンティコットン倶楽部・コットンバンク支店」としてもご一緒に活動しています。地域の中では、「地域活動支援センターくろしお」「大方くじら保育所」「大方中央保育所」「あったかふれあいセンターこぶし」など、さまざまな場所で多くの方がオーガニックコットンの栽培に関わってくださっています。
授業を受けてくださった生徒のみなさんが、自分たちの着ている服について思いを巡らせ、黒潮町でのオーガニックコットン栽培や、それに関わる取り組みがこれから広がっていく未来を思い描く——そんな、私たちにとっても嬉しく希望に満ちた時間となりました。
アバンティコットン倶楽部
オーガニックコットンのライフスタイルブランド「プリスティン」を運営する株式会社アバンティが、全国各地のみなさまとともに行う国産綿栽培のプロジェクト。
2011年、東日本大震災をきっかけに「国産綿復活プロジェクト」として福島でのオーガニックコットン栽培をスタート。
2021年からは「アバンティコットン倶楽部」として、全国8拠点で国産綿栽培を開始、2025年現在では全国40拠点の「農家」「学校」「福祉作業所」「商業施設」「美術館」と連携し、日本の繊維自給率ゼロを1%に引き上げることを目標に活動しています。
みなさんと手塩にかけて育てたオーガニックコットンは、2023年から自社ブランド「プリスティン」の製品への混用がスタート。2030年までに本プロジェクトで収穫した綿をプリスティン製品に2%使用すること、さらに2050年までに国産綿と再生原料の使用率を50%にすることを目標としています。
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