About

1.定義と基準

オーガニックコットンは下記のような一般的に定義と基準が定められています。
栽培:合成農薬・化学肥料・GMO種子※を使わない有機基準に準拠しています。
流通:原綿→製品まで分別管理し、一般綿と混ざらないようトレーサビリティが確保されています。
加工:漂白・染色・整理加工の工程でも、環境や人に負荷の高い化学物質の使用が制限され、排水処理などの基準が設けられています。
認証:第三者認証(例:GOTS、OCS など)では、原料の含有率表示、工程管理、社会的基準(労働環境)まで含めて監査されます。

※GMO種子とは、遺伝子組み換え技術(Genetically Modified Organism)を使って開発された種子。

2.オーガニックコットンができるまで

オーガニックコットンの栽培には大変な時間と手間がかかります。
その分、自然の恵みが詰まったオーガニックコットンは人にも、そして地球にもやさしい素材です。

オーガニックコットンの農場。
土にはバクテリアが豊富でやわらかく、栄養がたっぷりです。
ファーマーは土に触り、匂いをかぎ、ときには舐めては常に土の健康状態をチェックします。
そこに蒔く綿花の種は、遺伝子組み換えをしていないものに限定しています。
“始まりは土、そして種”。これこそがオーガニックコットンの原点といえます。

  • Step.1
    土壌の肥料には化学肥料ではなく、牛糞や堆肥などの有機肥料を使います。
  • Step.2
    害虫の駆除には殺虫剤を使わず、代わりに害虫を食べるてんとう虫に助けてもらいます。
  • Step.3
    そして落葉剤を散布せず、霜が降り、葉が自然に枯れるのを待って収穫されます。
  • オーガニックコットンとは 枯れ葉剤を使用していないコットン畑 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    枯れ葉剤を使用していないコットン畑

  • オーガニックコットンとは 枯れ葉剤を使用していないコットン畑 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    枯れ葉剤を使用したコットン畑

この2枚の写真は、同じ日に同じ畑で撮影された写真です。
オーガニックコットンの畑では、霜が降りて、葉が自然と落ちるまで時間をかけて待ちます。
枯れ葉剤を使えば、人間が綿花を収穫したい日にあわせて葉を落とすことも、
収穫の際にコットンボールだけを収穫することも容易になります。
しかしながら、薬剤がもたらす、人体・環境へのダメージは大きいものです。
オーガニックコットンはそうした薬剤は使用せず、時間と手間をかけて育てています。

3.メリット・デメリット

PRISTINEで使うオーガニックコットンにはこんなメリットとデメリットがあります。

メリット
・畑にやさしい:合成農薬や化学肥料に頼らず、土壌中の微生物や多様性を活かす畑づくりを行います。
・たどれる安心:工程ごとに分けて管理していることで、トレーサビリティが確立しています。
・人にもやさしい:綿花畑に従事する人たちの健康はもちろん、児童労働も行われていない。

デメリット
・手間と時間がかかる:農薬や肥料を使わないことや収穫時も葉が自然に落ちてから収穫するため。
・価格が上がりやすい:認証や分別管理、小規模な生産体制にコストがかかります。
・やわらかさは設計次第:心地よさは品種・糸・編み/織り・仕上げで変わります。

4.普通の綿との違い(比較)

一般栽培綿 オーガニック
種子 遺伝子組み換え 遺伝子組み換えでない
農薬・肥料 農薬・化学肥料を大量に使用 有機基準内で使用
収穫前の落葉剤 使用される 使用してはいけない
トレーサビリティ 断片的 分別+TCで追跡可
価格 比較的低い 高くなりがち
労働・人権 事業者ごとにばらつき 認証で一定の配慮要件

Ethical

5.なぜ“人と環境”にやさしいの?

畑づくり:合成農薬・化学肥料に頼らず、土壌中の微生物や多様性を活かす畑づくりを行います。
水資源の配慮:化学資材の削減は、水質保全や生態系保護にもつながります。
人権配慮:原綿から製品までの分別管理と書類(取引証明=TC)等で、誰がどこで関わったかをたどれる仕組みを整えます。

プリスティンが使う原綿の大部分はインドから輸入しています。

\ 場所のこと /

プリスティンで使用するオーガニックコットンの原綿は、インド・タミルナードゥ州などで収穫されたものです。
オーガニックファーマーたちが育てている綿花を現地から輸入しています。
その原綿はすべて、農作物としてのオーガニック第三機関の認証を受けています。

インド・タミルナドゥ州
  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    どことなくぬくもりを感じる、手摘みのオーガニックコットン原綿。
    インドは通常のコットン(一般綿)の生産量が世界で最も多く、
    そのほとんどは児童労働をもとに遺伝子組換えの種子を
    使って栽培されています。

  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    わたしたちは、世界中の子どもが健やかであってほしい、
    児童労働がなくなるように、との想いから2016年より
    本格的にインドのオーガニック原綿輸入をスタートしました。

  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    手摘みで収穫した大量の原綿は綿と種やがくなどのゴミに選別され、
    ベール(俵)状に硬く梱包されて日本に送られます。
    そのベールには、第三者認証機関であるGOTSの厳しい基準を
    クリアした 証の認証マークがきちんと印されています。

  • GOTS認証とは
    Global Organic Textile Standard(グローバル オーガニック テキスタイル スタンダード)の略称で、2005年に策定されたオーガニックテキスタイルの国際基準認証です。
    認証された原料とそのトレーサビリティー(追跡可能であること)に加え、人権や労働環境といった観点からも構成されている基準です。
インドのコットンと児童労働 インドのコットン生産地域では、35万人以上の子どもが畑で働いていると報告されています(特に女の子が多い)。
出典:ACE(認定NPO法人エース)/2019–2020年調査:Davuluri Venkateswarlu, Glocal Research。
世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
+1

なお、世界全体では約1億3,800万人の子どもが児童労働に従事(2024年推計、ILO/UNICEF)。農業分野の比率が最も高いとされています。
UNICEF DATA

インドの原綿を使うにあたり、生まれたシリーズ

2019年「22世紀ベビー肌着シリーズ」の発売が、プリスティンでインドの原綿のデビュー年。
これから生まれてくる子どもたちは、22世紀に命をつなぐ子どもたち。より良い未来ときれいな地球を残せるように。そして、インドで学校に行けず働く子どもたちが一人でもいなくなるように。

そんな思いも込めて誕生したオーガニックコットンのベビー肌着です。

6.オーガニック認証について:GOTS

GOTS(Global Organic Textile Standard)とは

オーガニック繊維の製品について、原料の有機性だけでなく、加工・製造・表示までを一貫してチェックする国際的な総合基準です。環境配慮と人権・労働(社会)基準を含み、第三者による認証で裏づけられます。

どこまで見ている?

対象範囲:原料の収穫後から、加工・製造・梱包・表示・取引・流通まで。
環境・化学物質:有害な化学物質は禁止。承認された薬剤のみ使用可という方針で管理します。
人権・社会:労働環境などの社会基準も要求。独立した審査で確認されます。

追跡の仕組み(書類)

各工程の事業者が認証を受け、取引ごとに**TC(Transaction Certificate/取引証明)**を発行。
TCは「入ってきた量=出ていく量」を突き合わせて、本当にGOTS品が流れているかを証明します。必要に応じて仕入先に提示を依頼できます。
Global Organic Textile Standard
+1

Care

7.洗濯・お手入れのコツ

植物繊維の中でもっとも身近で衣類に使われる機会が多いのがコットンです。
あおい科の植物で花がさいた後にできる、コットンボール(実)が成熟し、はじけ、中から白いふわふわとした綿繊維があふれ出ます。それが綿(綿花)です。

プリスティンではオーガニックコットンだけの商品の他に、リネンやヤク、ウールにシルクなど天然素材をかけ合わせたものづくりを日本各地の職人とともにしています。
それぞれの繊維の特徴や洗濯、お手入れのコツをまとめています。

11. 監修・更新・出典

最終更新日:2025年10月19日(JST)
監修:日本オーガニックコットン協会(JOCA)
監修者:奥森秀子(JOCA(日本オーガニックコットン協会)副理事/PRISTINE ブランドディレクター)
注記:本ページはPRISTINEが制作し、同社役員である奥森がJOCA副理事として監修しています。表記・ロゴは協会のガイドラインに従っています。
出典(例):認証ガイド(GOTS/OCS 公式)、分別管理とTCの概説、国際機関の一般情報等
※インドの児童労働に関する数値を掲出する場合は、ACEの公開情報(35万人以上)とILO/UNICEFの世界推計を「出典」欄で明示。

About

1.定義と基準

オーガニックコットンは下記のような一般的に定義と基準が定められています。
栽培:合成農薬・化学肥料・GMO種子※を使わない有機基準に準拠しています。
流通:原綿→製品まで分別管理し、一般綿と混ざらないようトレーサビリティが確保されています。
加工:漂白・染色・整理加工の工程でも、環境や人に負荷の高い化学物質の使用が制限され、排水処理などの基準が設けられています。
認証:第三者認証(例:GOTS、OCS など)では、原料の含有率表示、工程管理、社会的基準(労働環境)まで含めて監査されます。

※GMO種子とは、遺伝子組み換え技術(Genetically Modified Organism)を使って開発された種子。

2.オーガニックコットンができるまで

オーガニックコットンの栽培には大変な時間と手間がかかります。
その分、自然の恵みが詰まったオーガニックコットンは人にも、そして地球にもやさしい素材です。

オーガニックコットンの農場。
土にはバクテリアが豊富でやわらかく、栄養がたっぷりです。
ファーマーは土に触り、匂いをかぎ、ときには舐めては常に土の健康状態をチェックします。
そこに蒔く綿花の種は、遺伝子組み換えをしていないものに限定しています。
“始まりは土、そして種”。これこそがオーガニックコットンの原点といえます。

  • Step.1
    土壌の肥料には化学肥料ではなく、牛糞や堆肥などの有機肥料を使います。
  • Step.2
    害虫の駆除には殺虫剤を使わず、代わりに害虫を食べるてんとう虫に助けてもらいます。
  • Step.3
    そして落葉剤を散布せず、霜が降り、葉が自然に枯れるのを待って収穫されます。
  • オーガニックコットンとは 枯れ葉剤を使用していないコットン畑 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    枯れ葉剤を使用していないコットン畑

  • オーガニックコットンとは 枯れ葉剤を使用していないコットン畑 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    枯れ葉剤を使用したコットン畑

この2枚の写真は、同じ日に同じ畑で撮影された写真です。
オーガニックコットンの畑では、霜が降りて、葉が自然と落ちるまで時間をかけて待ちます。
枯れ葉剤を使えば、人間が綿花を収穫したい日にあわせて葉を落とすことも、
収穫の際にコットンボールだけを収穫することも容易になります。
しかしながら、薬剤がもたらす、人体・環境へのダメージは大きいものです。
オーガニックコットンはそうした薬剤は使用せず、時間と手間をかけて育てています。

3.メリット・デメリット

PRISTINEで使うオーガニックコットンにはこんなメリットとデメリットがあります。

メリット
・畑にやさしい:合成農薬や化学肥料に頼らず、土壌中の微生物や多様性を活かす畑づくりを行います。
・たどれる安心:工程ごとに分けて管理していることで、トレーサビリティが確立しています。
・人にもやさしい:綿花畑に従事する人たちの健康はもちろん、児童労働も行われていない。

デメリット
・手間と時間がかかる:農薬や肥料を使わないことや収穫時も葉が自然に落ちてから収穫するため。
・価格が上がりやすい:認証や分別管理、小規模な生産体制にコストがかかります。
・やわらかさは設計次第:心地よさは品種・糸・編み/織り・仕上げで変わります。

4.普通の綿との違い(比較)

一般栽培綿 オーガニック
種子 遺伝子組み換え 遺伝子組み換えでない
農薬・肥料 農薬・化学肥料を大量に使用 有機基準内で使用
収穫前の落葉剤 使用される 使用してはいけない
トレーサビリティ 断片的 分別+TCで追跡可
価格 比較的低い 高くなりがち
労働・人権 事業者ごとにばらつき 認証で一定の配慮要件

Ethical

5.なぜ“人と環境”にやさしいの?

畑づくり:合成農薬・化学肥料に頼らず、土壌中の微生物や多様性を活かす畑づくりを行います。
水資源の配慮:化学資材の削減は、水質保全や生態系保護にもつながります。
人権配慮:原綿から製品までの分別管理と書類(取引証明=TC)等で、誰がどこで関わったかをたどれる仕組みを整えます。

プリスティンが使う原綿の大部分はインドから輸入しています。

\ 場所のこと /

プリスティンで使用するオーガニックコットンの原綿は、インド・タミルナードゥ州などで収穫されたものです。
オーガニックファーマーたちが育てている綿花を現地から輸入しています。
その原綿はすべて、農作物としてのオーガニック第三機関の認証を受けています。

インド・タミルナドゥ州
  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    どことなくぬくもりを感じる、手摘みのオーガニックコットン原綿。
    インドは通常のコットン(一般綿)の生産量が世界で最も多く、
    そのほとんどは児童労働をもとに遺伝子組換えの種子を
    使って栽培されています。

  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    わたしたちは、世界中の子どもが健やかであってほしい、
    児童労働がなくなるように、との想いから2016年より
    本格的にインドのオーガニック原綿輸入をスタートしました。

  • オーガニックコットンとは インド・タミルナドゥ州 プリスティンオンラインショップ PRISTINE

    手摘みで収穫した大量の原綿は綿と種やがくなどのゴミに選別され、
    ベール(俵)状に硬く梱包されて日本に送られます。
    そのベールには、第三者認証機関であるGOTSの厳しい基準を
    クリアした 証の認証マークがきちんと印されています。

  • GOTS認証とは
    Global Organic Textile Standard(グローバル オーガニック テキスタイル スタンダード)の略称で、2005年に策定されたオーガニックテキスタイルの国際基準認証です。
    認証された原料とそのトレーサビリティー(追跡可能であること)に加え、人権や労働環境といった観点からも構成されている基準です。
インドのコットンと児童労働 インドのコットン生産地域では、35万人以上の子どもが畑で働いていると報告されています(特に女の子が多い)。
出典:ACE(認定NPO法人エース)/2019–2020年調査:Davuluri Venkateswarlu, Glocal Research。
世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
+1

なお、世界全体では約1億3,800万人の子どもが児童労働に従事(2024年推計、ILO/UNICEF)。農業分野の比率が最も高いとされています。
UNICEF DATA

インドの原綿を使うにあたり、生まれたシリーズ

2019年「22世紀ベビー肌着シリーズ」の発売が、プリスティンでインドの原綿のデビュー年。
これから生まれてくる子どもたちは、22世紀に命をつなぐ子どもたち。より良い未来ときれいな地球を残せるように。そして、インドで学校に行けず働く子どもたちが一人でもいなくなるように。

そんな思いも込めて誕生したオーガニックコットンのベビー肌着です。

6.オーガニック認証について:GOTS

GOTS(Global Organic Textile Standard)とは

オーガニック繊維の製品について、原料の有機性だけでなく、加工・製造・表示までを一貫してチェックする国際的な総合基準です。環境配慮と人権・労働(社会)基準を含み、第三者による認証で裏づけられます。

どこまで見ている?

対象範囲:原料の収穫後から、加工・製造・梱包・表示・取引・流通まで。
環境・化学物質:有害な化学物質は禁止。承認された薬剤のみ使用可という方針で管理します。
人権・社会:労働環境などの社会基準も要求。独立した審査で確認されます。

追跡の仕組み(書類)

各工程の事業者が認証を受け、取引ごとに**TC(Transaction Certificate/取引証明)**を発行。
TCは「入ってきた量=出ていく量」を突き合わせて、本当にGOTS品が流れているかを証明します。必要に応じて仕入先に提示を依頼できます。
Global Organic Textile Standard
+1

Care

7.洗濯・お手入れのコツ

植物繊維の中でもっとも身近で衣類に使われる機会が多いのがコットンです。
あおい科の植物で花がさいた後にできる、コットンボール(実)が成熟し、はじけ、中から白いふわふわとした綿繊維があふれ出ます。それが綿(綿花)です。

プリスティンではオーガニックコットンだけの商品の他に、リネンやヤク、ウールにシルクなど天然素材をかけ合わせたものづくりを日本各地の職人とともにしています。
それぞれの繊維の特徴や洗濯、お手入れのコツをまとめています。

11. 監修・更新・出典

最終更新日:2025年10月19日(JST)
監修:日本オーガニックコットン協会(JOCA)
監修者:奥森秀子(JOCA(日本オーガニックコットン協会)副理事/PRISTINE ブランドディレクター)
注記:本ページはPRISTINEが制作し、同社役員である奥森がJOCA副理事として監修しています。表記・ロゴは協会のガイドラインに従っています。
出典(例):認証ガイド(GOTS/OCS 公式)、分別管理とTCの概説、国際機関の一般情報等
※インドの児童労働に関する数値を掲出する場合は、ACEの公開情報(35万人以上)とILO/UNICEFの世界推計を「出典」欄で明示。