コットン倶楽部

高校でオーガニックコットンの授業をしました

筑波大附属高校での授業の様子
筑波大附属高校での授業の様子
筑波大附属高校で栽培しているコットン
筑波大附属高校で栽培しているコットン
筑波大附属高校で栽培しているコットン

みなさんこんにちは。アバンティコットン倶楽部の川邉です。
5月30日(金)に、筑波大附属坂戸高校の家庭科の時間に、未来課の内田と一緒に授業をしてきました。
坂戸高校はアバンティコットン倶楽部メンバーとしての国産綿栽培は2年目になりますが、それ以前から綿栽培を行っています。

授業では、

・オーガニックコットンについて

・綿花栽培を取り巻く環境や人権の問題

・アバンティの活動

・コットン倶楽部について

などお話をさせていただき、授業のあとはみんなで製品やコットンに触れながら、質問にお答えしました。


坂戸高校は普通科の高校ですが、校内では農業、養鶏、養蜂、養豚も行っています。3年生になるにつれ大学のように講義を選択して多角的に学ぶ事ができるそうです。素晴らしいですね。


コットン栽培は昨年は綿が弾けずほとんど収穫が出来ない状態で、今年もあまり発芽率が良くないとのことで、種の先を切るなど工夫をしていただいています。

植物はマルチシートの色を認識する?

圃場を管理していただいている先生から雑草が生えるのを防ぐマルチシートについて、面白い説を教えていただきました。
それは、マルチシートの色によって圃場の環境が変わるということ。


一般的な黒やグレーのマルチシートよりも、グリーンのマルチシートを敷くことで、雑草たちは「既に草が生えている場所」と認識して、雑草がより生えにくくなるそうです!

ただ、黒いシートの方が太陽光が集まり、保温性も高いメリットもあるため、使い分けが必要とのことでした。


当日も雨で気温も低い天候でしたが、元気に育って欲しいですね。アバンティコットン倶楽部のメンバーや信州大学繊維学部の先生と情報交換をしながら全国の畑をサポートしていきます。

アバンティコットン倶楽部

オーガニックコットンのライフスタイルブランド「プリスティン」を運営する株式会社アバンティが、全国各地のみなさまとともに行う国産綿栽培のプロジェクト。


2011年、東日本大震災をきっかけに「国産綿復活プロジェクト」として福島でのオーガニックコットン栽培をスタート。

2021年からは「アバンティコットン倶楽部」として、全国8拠点で国産綿栽培を開始、2025年現在では全国40拠点の「農家」「学校」「福祉作業所」「商業施設」「美術館」と連携し、日本の繊維自給率ゼロを1%に引き上げることを目標に活動しています。


みなさんと手塩にかけて育てたオーガニックコットンは、2023年から自社ブランド「プリスティン」の製品への混用がスタート。2030年までに本プロジェクトで収穫した綿をプリスティン製品に2%使用すること、さらに2050年までに国産綿と再生原料の使用率を50%にすることを目標としています。


アバンティコットン倶楽部へのお問い合わせはこちら

cottonclub@avantijapan.co.jp

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