ものづくりストーリー

カップ付きテレコタンクトップができるまで

涼しさとシルエットの美しさにこだわった逸品

プリスティンのロングセラーアイテム「カップ付きタンクトップ」ができるまでを取材しました。

すべてのものには生まれてきたストーリーがあります。

みなさまの手元に届くまでに辿ってきたものづくりの様子を、少し覗いてみませんか。

カップ付きテレコタンクトップとは

2018年、涼しさを追求したカップ付きタンクトップがプリスティンに新登場しました!毎日着たくなる気持ちよさが人気のチューブテレコ素材の新作です。


夏に涼しいオーガニックコットンのアンダーウェアを着たい!というお客様の声を元に開発したシリーズ。新作アンダーウエアのこだわりポイントと、そのこだわりをものづくりで支えてくださる現場をご紹介します。


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カップ付きテレコタンクトップの写真

栃木県栃木市へ

訪れたのは、プリスティンの「ふわぴたスワンブラ」も手掛けてくださっている株式会社小林縫製工業さんです。


小林縫製さんは工場だけでなく、企画部門もあります。「商品をゼロから作って、発送までを一貫してできること。特に、企画部門があることは大きな強みですね。」と専務の小林さん。

縫製の現場を見てみましょう

株式会社小林縫製工業の工場の中
高い技術力に加えて、要望に応えようとするチャレンジ精神の高い工場さん。プリスティンのものづくりにはなくてはならない存在です。

プリスティンのカップ付きタンクトップ、ここが違う。

パンチングカップを薄い天竺の生地で包み込む様子
パンチングカップを薄い天竺の生地で包み込む様子

こだわりのひとつ、 薄い天竺生地でパンチングパッドをカバー

パッドに小さな丸い模様になっているのがパンチングしたものです。

バストのカップは、熱が極力こもらないよう、パンチングし、できる限り薄くしています。

この薄い生地をカバーするのに一苦労。

すべらないパッドの上に薄い生地を重ねていくのですが、何度も手で調整していきます。

その様子に、「まるで湯葉を一枚一枚すくいあげるみたいですね・・・」と思わず言葉に出てしまいました。

バストが脇に流れないシルエット

カップ付きテレコタンクトップにカップを縫い付ける様子
カップ付きテレコタンクトップにカップを縫い付ける様子

もうひとつのこだわりは、 バストが脇に流れない仕様。

タンクトップの内側は、カップを縫いこむ構造で仕立てているのでバストが横流れせず、薄着の季節でも綺麗なシルエットになります。

カップ上辺、小さなテープにもオーガニックコットンを

薄手の生地をつなぎ合わせていく様子
薄手の生地をつなぎ合わせていく様子
薄手の生地をつなぎ合わせていく様子

そして、カップ上辺のパーツとなるテープにもオーガニックコットンを使用して、肌触りや着心地を最優先に考えて作ります。


アンダー部分はオーガニックコットン糸で作った、やわらかいメッシュのゴムを使用することで、着心地も軽く仕上がります。

何工程も経て、ようやくカップ部分が完成!

パーツの多さや、いろいろな生地が組み合わさる様子を見ていると、できあがった商品を見ただけではわからないところがたくさんあり、取材をしながら驚きと発見がたくさんありました。

身生地とカップ部分を縫い付けます

できあがったカップ部分をようやく本体の生地に縫い付けていきます。

「カップがゆらゆらしている柔らかいパーツを柔らかい生地に縫い付けるところが大変ね。慣れるまでは苦労したよ」とのこと。

カップを縫い付ける様子

みなさんで手分けして全てのパーツの縫製が完了!

カップ付きタンクトップを縫製する様子
できあがったカップ付きタンクトップ

一緒に良いものを生み出そうとしてくれるチーム

縫製されている方から「やっぱり、オーガニックコットンは良いね」そして「プリスティンのこだわりに応えられるよう大切につくったから、夏にぜひおすすめできる一枚になったと思うよ」との声を聞けてとてもホッとしました。


一緒に取材に行った生産チームのスタッフからも「会社は別だけれども、同じチームとして、一緒に良いものを生み出そうとしてくれる姿勢がなにより嬉しいし心強い」という言葉からも強い信頼感をひしひしと感じました。

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