三重ガーゼタオルができるまで

赤ちゃんにも優しい、ガーゼのタオル。
プリスティンロングセラー「三重ガーゼタオル」ができるまでを取材しました。
すべてのものには生まれてきたストーリーがあります。
みなさまの手元に届くまでに辿ってきたものづくりの様子を、少し覗いてみませんか。
ガーゼなのにへたらない。ずっとやわらかい。
甘くゆっくりと織り上げたガーゼを三重にした構造。薄手ながらも吸水性があり、使い勝手のよいタオルです。 タオルの裾部分であるヘムや両サイドの耳もしっかりしているので、型崩れがしにくいのも特徴です。 繊維のけば立ちが少ないため、タオルをたくさん使う赤ちゃんにもおすすめのシリーズです。

日本タオル発祥の地、大阪府泉南市へ
訪れたのは、日本タオル発祥の地、泉州。
バラエティーに富んだタオル製品の企画・開発から製造までトータルに行なっている成願さん。プリスティンのスタッフでも、成願さんが手掛けるタオルのファンがたくさんいます。

1本の糸から製品へ

成願さんは業界初の多重織りを取り入れた会社。こんなにも大きな機械でタオルができることを初めて知り、びっくり。
工場をのぞいてみましょう
整経した巨大な糸をビームトラックで運びます。織布のための織機をセットするまでにも大変な工程を経ています。

織布へ


三重ガーゼタオルは1分間に400回緯糸を織り込んでいます。
織機にはカッターがついており、生地をカットしながら織り進めることができます。
なんとこのピンクの糸(ハーネス)はなんと2階まで!



取材中、この長さはどのくらい続いているんだろう…と気になって尋ねたところ「特別に見せてあげるよ」とジャカード室に連れて行ってくださいました。
このジャカード室は、脳みそのような役割を果たしているんだよと教えてくれました。
タオルの町、泉州からうまれるものづくり
1946年創業以来、日本一のタオルメーカーを目指し続ける成願さん。生き物のようなコットンを扱うことから、工場の中の温度と湿度の管理がとても大切、とおっしゃっていました。防音、工場内の衛生管理がしっかりと行き届いていて、気持ちの良い工場でした。

糸から製品に仕上げる工程にも多くの人の手を通り、多くの人の心が込められています。大切につくられていくからこそ気持ちのよいタオルが生まれます。